では実際に、社内で業務マニュアルを作成した体験談を
お話したいと思います。
はっきり言いまして、苦労話となります。
勉強にはなりましたが、素人ではなかなか大変な体験でした。
まず情報を「見える化」することが、非常に難しいといえます。
自分の部署ならばイメージも湧きますが、ほとんどがヒアリング上での確認です。
また、どのようなポイントを押さえてヒアリングすればいいのかが、よく分からないのです。
結局情報の収集漏れがあったりカン違いがあったりで、何度もヒアリングし直しました。
余計な時間を取らせてしまい、相手に迷惑をかけてしまうわけです。
あからさまに苦情やイヤミを言われるケースもありました。悲惨な体験です。
次にWeb上でお手本となる業務マニュアルが見つからないことがあげられます。
「業務マニュアルの作成方法」といったサイトはありますが、
実際の業務マニュアルは社外秘文書ですから、情報公開されるはずがありません。
本屋で参考書や体験談などが販売されていたので、参考にはしました。
しかしデザインやレイアウトなどはお手上げで、
マニュアル読んだからといってすぐにうまくできるものでもありません。
また、マニュアル制作専用ソフトを覚える手間も掛かってしまいました。
複数人でチームを組んで業務マニュアル作成にあたりましたが、
その分書きぶりや表現のテイストを合わせるのが大変でした。
そもそも素人の集まりなわけですから、そう簡単に作業がはかどるはずはありません。
チーム内で意見が衝突することもあり、ストレスもたまりました。
本業は本業としてあるわけです。
一定役に立つマニュアルが作成できたと思ったのですが、
慣れない上に本業と兼務して作成したわけですから、想像以上に完成の時期もズレこみました。
時間が掛かる上、イライラも体験し、精神的にいいものではありませんでした。